こんにちは。今日はえくぼっちさんが高校生のときに体験した、恐ろしい痴漢被害についてご紹介します。
一見「親切そうな人」が実は加害者だった――。
こうした手口は意外と知られていないので、ぜひ最後まで読んでいただきたいです。
高校生の夏、本屋での出来事
当時高校2年生だったえくぼっち。制服姿でショッピングモールの中にある大型書店を訪れました。
漫画コーナーで立ち読みをしていると、背後から妙な視線を感じます。
振り返ると、中年の男性。マスクにメガネ、リュックを背負った、ごく普通のおじさん風。
「気のせいかな?」と思いながら参考書コーナー、雑誌コーナーと移動しても、ずっと一定の距離でついてくるのです。
だんだんと確信に変わり、「制服姿だから身元を知られるかも」と恐怖心が高まったえくぼっちは、急いで本屋を飛び出しました。
「盗撮されてましたよ」と声をかけてきた男
すると、その男性も小走りで追いかけてきて、こう声をかけてきたのです。
「あの~すいません。さっき制服のスカートの中、男の人に盗撮されてましたよ。」
突然の言葉に、えくぼっちは驚きながらも「ありがとうございます。どんな人でしたか?」と質問。
すると、その男性は「移動しましょう」と端の方にえくぼっちを促し、「背は僕くらいで…」など真剣な様子で説明してくれました。
えくぼっちは捕まえたい一心で「どっちに逃げたか」情報を聞こうとしましたが、男性が話す内容は「どうやって盗撮していたか」「どんな格好をしていたか」と、妙に細かい描写ばかり。
結局“犯人”は見つからず、最終的に盗撮の事実も確認されないまま、ショッピングモールのカスタマーセンターと本屋、警察に報告だけしてえくぼっちはショックを抱えたまま帰宅しました。
半年後、再び同じ男性に遭遇
事件から半年後。
受け取り予約をしていた本を取りに、嫌々ながら同じ本屋を訪れたえくぼっち。
レジで本を受け取り、すぐに帰ろうとしたその時、背後から聞き覚えのある声がしました。
「あの~すいません。さっきスカートの中、盗撮されてましたよ。」
振り向くと、そこには半年前に声をかけてきた“あの男性”が立っていました。
場所も声のかけ方も、すべてが同じ。
恐怖で声が出ないえくぼっちに対し、男性は前回と同じように「移動しましょう」と促し、全く同じように話を始めました。
そして語られる盗撮犯の”特徴”や”手口”は、半年前に聞いたものと全く同じ内容。
えくぼっちは恐怖で固まったままでしたが、とにかく逃げなければと本屋を飛び出し、そのまま全力で走って帰りました。
真相:「盗撮された」と嘘をつく痴漢
男性が本当の目撃者でも正義の味方でもなく、「盗撮されてましたよ」と声をかけて女子高生を動揺させ、その反応を楽しむ痴漢だったということです。
- 動揺している姿が見られる
- 感謝される立場を装える
- 女子高生と長く会話できる
そうした目的で、繰り返し同じ手口を使っていたと考えられます。
盗撮されたと思い込み、半年間苦しんだ日々
最初の出来事のあと、えくぼっちは大きなショックを受けました。
「自分の制服姿が盗撮されて、もしインターネットにばらまかれたらどうしよう」――そんな不安が頭から離れず、誰にも相談できないまま半年もの間、心の中で悩み続けていたのです。
学校生活を送りながらも、心の奥底では常に「どこかに自分の写真が出回っているかもしれない」と恐れていました。
楽しいはずの高校生活に暗い影を落とし、自分を責める気持ちまで抱いてしまったといいます。
しかし実際には、盗撮そのものが行われていなかったことが後から分かりました。
つまり彼女が抱え続けた半年間の不安や苦しみは、痴漢による「嘘の声かけ」という卑劣な手口が原因で生まれたものだったのです。
まとめ:声かけ痴漢にも注意を
私たちは「盗撮」「痴漢」と聞くと、直接触られたり写真を撮られたりする被害を思い浮かべます。ですが、このように「嘘をついて声をかける」形の痴漢も存在するのです。
これは“親切の皮をかぶった痴漢”。
一見すると被害者を助けているように見えるからこそ、周囲の人や本人も気づきにくいのが恐ろしい点です。
こんなことは絶対にあってはならない。
えくぼっちさんのように恐怖と不安を抱え、半年以上も心に傷を残すような経験を誰もしてはいけないはずです。
えくぼっちさんも最初は「自分がもっと警戒していれば…」と自分を責めてしまったそうですが、悪いのは加害者であり、被害者に落ち度は一切ありません。
もし同じような場面に遭遇したら、
- その場で立ち止まらず周囲の人の多い場所へ移動する
- 施設スタッフや警備員にすぐ伝える
- 警察への相談をためらわない
こうした対応が大切です。
痴漢は被害者の人生を脅かす“犯罪”です。
私たち一人ひとりが知識を持ち、注意を払うことで、こうした加害者を許さない社会をつくっていく必要があります。
こういう“化け物”のような人間がいるということを、多くの人に知ってもらいたいです。
特に男性はこうした手口を知る機会が少ないかもしれません。
この記事をきっかけに、身近な人と共有してもらえると嬉しいです。




